百貨店坪効率ランキング2016年版(売上高順位1位~70位)
2017年7月26日の繊研新聞に、繊研新聞社がまとめた百貨店店舗別売上高調査の結果が掲載されています。その結果をそのまま使うのは気が引けますので、売上高と面積のデータを加工処理させていただき“百貨店の坪効率ランキング”を作成してみました。
坪効率は“一坪あたりの売上高”で、施設の効率性を示す指標です。売上高が高いイコール効率も良いのかどうか見てみたいと思います。
今回は、売上高順位1位から70位までです。(71位から140位までは次回、141位から202位までは次々回のブログにて。)
下の表は、売上高上位1位から70位までの百貨店が坪効率の高い順に並んでいます。なお、繊研新聞では空欄になっていた『京急百貨店』と『名鉄百貨店本店』の面積は京急百貨店と名鉄百貨店本店の左リンク先のページでそれぞれ確認し追加しました。
売上高、坪効率ともに1位の『伊勢丹新宿店』を除くと、順位に違いがあります。
売上高の順位と坪効率の順位は相関係数が0.663ですが、違いが大きい店鋪も存在します。
売上高の順位が上位である一方で坪効率の順位が下位である店鋪は、体が大きく動きがゆっくりした“象”のようなイメージの店鋪です。『松坂屋名古屋店』『そごう横浜店』などが該当します。
逆に売上高が下位であるにも関わらず坪効率の順位が上位である場合は、体がそれほど大きくなく動きが素早い“ライオン”のようなイメージの店鋪です。『三越銀座』と『松屋銀座』2店がそれにあてはまることが分かります。
次回は71位から140位までです。続きは次回のブログで。