多くのリテーラーが多店舗化を進めていますが、その最終目的は何なのでしょうか?それは、屋号(リテールブランド)を“定番化”することと言えます。

定番化した状態とは、ある程度の規模の商業集積であれば、とりあえずあの店(リテールブランド)は出店しているだろう、と消費者に思われているような状態を意味します。十中八九の人がブランドを認知しており、一度は利用したことがある人がほとんどという状態です。消費者の生活圏内のいたるところに店舗があり、店舗を日常的に目にするため、消費者の記憶からブランドに関する事柄が消える(=忘却される)ことも期待されにくくなった状態です。

このような状態を最終段階としたとき、新たに興ったリテールブランドが定番化するまでにはどのような成長段階を経るのか?定番化するためにはリテーラーはどのくらいの店舗を開業する必要があるのか?

こうした中長期計画を考えるときには、よりどころとなるモデルが必要です。そこで、福徳社は、独自の【MPFSモデル】をご提案します。

MPFSモデル

“定番化した”という形容詞は英語でStandardと言います。【MPFSモデル】の“S”は Standard の S です。そして、新たに興ったリテールブランドが定番化する前に、M(Mania)・P(Popular)・F(Famous)の3つの段階があるという考え方が【MPFSモデル】です。

では、なぜそのようなことを考え、“モデル”を作る必要があるのでしょうか?

何か目標を掲げるものの、目標達成が途中で頓挫してしまうことがあります。その原因の多くは、目標を達成するまでの筋道がはっきりせず、どのように進んでよいかが分からないままに時間が経ってしまうことです。目標を立てた時と比べて環境が変わり、結局は目標を修正したり、白紙に戻したりせざるを得ず、当初の目標は達成できずに終わってしまうのです。そうならないためにあらかじめ必要なものが、目標達成までの方向性や筋道を示す“考え方のモデル”なのです。

では、リテールブランドが定番化する前の、M(Mania)・P(Popular)・F(Famous)とは?

続きは明日のブログで。

 

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リテールブランド浸透度調査2016人気リテールブランドの認知度・利用経験率から消費者へのブランド浸透段階を比較分析することにより、リテーラー成長戦略のベンチマークとなる指標を提供することを目的とした調査「リテールブランド浸透度調査2016レポート(総論編)」(税別2,919円)を、福徳社ストアにてPDFダウンロード販売開始いたしました。【調査対象ブランド】マクドナルド モスバーガー フレッシュネスバーガー ロッテリア バーガーキング ファーストキッチン ウェンディーズ クア・アイナ シェイク シャック カールスジュニア スターバックス コーヒー タリーズコーヒー コメダ珈琲店 上島珈琲店 サンマルクカフェ コーヒービーン&ティーリーフ ブルーボトルコーヒー クリスピー・クリーム・ドーナツ ギャレット ポップコーン ショップス コールド・ストーン・クリーマリー パイフェイス タコベル イケア フライング タイガー コペンハーゲン ラッシュ ロクシタン(全26ブランド)