『商業施設利用実態調査』 2016年版レポートを発売

『商業施設利用実態調査』 2016年版レポート、本日発売 ― 開業時に話題になった大型商業施設の【現状】を明らかにする消費者行動調査 ―

チェーン店出店戦略コンサルティング会社の株式会社福徳社(東京都八王子市、代表取締役 小泉 真理)は、2012年~2015年末に開業した首都圏の新しい大型商業施設の利用実態に関する消費者行動調査結果を分析した『商業施設利用実態調査』2016年版レポートを本日発売いたしました。

大型商業施設については、開業当初の行列や混雑ぶりが大々的に報道されることは少なくありません。しかし、開業後のいわゆる“オープン景気”が一巡した後、どの程度の規模の消費者がその施設を使ったのか、どの程度顧客が定着したのか等の【現状】に関する情報はほとんどありません。そこで、福徳社では、開業時に話題性が高かったと判断した22の大型商業施設につき、491人の一般消費者(1都3県在住男女20歳~69歳)に、【現状】における利用実態を聞き、結果の詳細な比較分析を行いました。

主な調査結果にみる、首都圏の新しい大型商業施設の【現状】
  • 認知度: 調査対象商業施設を「知っている」と答えた人の比率(認知度)は、有名な『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(65.0%)や『渋谷ヒカリエ』(64.6%)から、『キラリナ京王吉祥寺』(7.5%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の認知度平均は14.7%にとどまり、最近は新しい商業施設の認知度が上がりづらい傾向が見られる。単に施設が大規模で、希少性の高いテナントがあるというだけでは、消費者の関心を得づらくなった【現状】が窺える
  • 利用経験率: 調査対象商業施設に「行ったことがある」と答えた人の比率(利用経験率 [注1])は、『渋谷ヒカリエ』(40.1%)から『イオンモール木更津』(4.7%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の利用経験率平均は7.3%にとどまり、最近は新しい商業施設の利用経験率が上がりづらい傾向が見られる。調査対象商業施設を「今後利用したい」と答えた人の比率(今後利用意向)も今年は全体的に下降傾向にある。“新しい商業施設ができたら一度は行ってみたい”という気持ちが消費者の間で薄れてきている【現状】が窺える
  • 顧客定着度: 調査対象商業施設の顧客の日常生活への定着度(顧客定着度 [注2])は、日常的に利用されている『コクーンシティ』(利用経験者の平均利用回数3.37回・直近利用時期平均6.94ヶ月前)から、非日常的に利用されている『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(利用経験者の平均利用回数2.18回・直近利用時期平均12.41ヶ月前)まで大きな開きがある。調査対象22商業施設の比較分析からは、最近は、駅改札から直結であるなど、利用者が継続的に利用しやすい立地の商業施設に顧客が定着しやすい傾向が見られる。大型商業施設であっても、利用者にとっての“立地の利便性”が、利用する施設を選択する際の判断基準としての重要性を増してきている【現状】が窺える

これまでの大型商業施設は、“施設の規模を大型化し、集客力のあるテナントを集積させれば、消費者は遠方からでも来てくれる・来つづけてくれる”という考え方に基づき、立地を主体的に創造してきました。しかし、近年、限られた領域に複数の大型商業施設の開発が進む中、そのような考え方がもはや首都圏の消費者には通用しなくなってきた【現状】が、本リサーチ結果全体を通じて示唆されています。

表: 調査対象22商業施設名と“利用実態”ランキング

商業施設利用実態ランキング2016

[注1] 利用経験率:各商業施設に「行ったことがある」と答えた人の被験者全体に占める割合(1都3県 n=491)
[注2] 顧客定着度:各商業施設利用経験者の、フリークエンシー(平均利用回数)とリーセンシー(直近利用時期)の組み合わせの高低の度合
[注3] 顧客定着率:フリークエンシー・リーセンシー・今後利用意向の全てが高い顧客の全利用経験者に占める割合(1都3県 n=各商業施設の利用経験者数)

<レポートの概要>

資料名:  『商業施設利用実態調査2016』
調査方法: 1都3県在住男女20歳~69歳を対象としたインターネット調査
調査日:  (第1回)2014年6月20日(金)~ 6月23日(月)、(第2回)2015年6月12日(金)~ 6月15日(月)(第3回)2016年6月10日(金)~ 6月13日(月)
価格:    『商業施設利用実態調査2016』〔完全版〕29,109円+税(PDF版 全316ページ)、『商業施設利用実態調査2016』〔ダイジェスト版〕2,919円+税(PDF版 全100ページ)
販売所:   福徳社ストア http://fukutokusha.com
発行所:   株式会社福徳社 http://fukutokusha.jp

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レポート内容に関する詳細は、商業施設利用実態調査のご案内をご覧ください。