かれこれ2年以上続いているコロナ禍で、人々の行動・移動パターンに変化が生じた結果、小売店舗の小商圏化、店舗の小型化という言葉をニュース等で見聞きすることが多くなりました。

既存店や新規物件の商圏を、これまで以上に詳しく調査・分析する必要が生じた、という方もいらっしゃるかもしれません。

商圏の調査・分析は、既存店舗や物件周辺の地形に始まり、人口・世帯等の張り付き、人や車を引き寄せる力のある施設の有無、通過する人や自動車の数が多い動線やそのタイプ、などが対象となります。また、調査して得た情報を解釈するうえで、商圏の情報が既存店舗や新規物件にとってどういう意味を持つか?を知ることも重要です。

このあたりについてYoutubeにて情報発信を始めました。まずは、デスク・自宅でできる商圏調査のツールを3つご紹介します。国の機関等がオンライン上で公開してくれていて、しかも無料で使えて、使わない手はないものです。

第一回は、主にロードサイド物件で、周辺を通過する自動車の台数(道路交通量といいます)を知りたいという場合に、使い方によっては非常に便利な“交通センサスの可視化ツール”の使い方です。

動画をご覧になり、https://www.mlit.go.jp/road/census/h27/ からアクセスしてみてください。続きは次回のブログで。