上海には麺を表す“面(ミエン)”を提供するお店がたくさんあります。メニューに“~面”とあれば、それはラーメンで大方は辛いものですが、今回は辛くない“饂飩”のお話です。

南京西路の我が家から歩いて3分ほどのところにあり、南京西路に直交する大通り「石門一路」沿い(南京西路の移動のための動線上)に立地し、朝の通勤時間に周辺の企業に勤めに出かける人が常時4,5人は麺類を召し上がっている店に入り、『野菜肉饂飩』を注文してみました。

出てきたものは普段日本で食べる饂飩とは全く異なるものでした(写真)。

上海の饂飩

ワンタンに近いですが、それよりも皮が分厚く満腹になります。薄味ですし、“大椀(大盛)”で16元(日本円で約250円)ですので、上海に着かれて始めのころに挑戦するのが良いかもしれません。

食べ物の話が続いて恐縮ですが、その心は、明日のブログ「上海人にとって食事とは?」でお話ししたいと思います。

次のコラムも食べ物の話で恐縮ですが、上海で4元(約60円)でランチを済ます方法をお届けします。

上海の饂飩