コラムシリーズでは、上海“現調”こぼれ話をお届けします。

街を歩くとあちこちで目に付くのが、黄色や赤色のカラフルな自転車です。中国というと自転車をイメージする方も多いかもしれませんが、その自転車とは異なります。

この自転車が増えて、あるものが半減したそうです。そのあるものとは?

“出租”(タクシー)です。確かに以前に比べて街でタクシーを見かける機会が少なくなった気がします。

この自転車は、「Mobike(オレンジ)」「ofo(黄色)」などの自転車シェアリングサービス会社が提供しているもので、スマホアプリを登録しておけばすぐに使えます。自転車置き場から乗って、別の自転車置き場に乗り捨てられる便利なものですが、問題も多いようです。利用者のほとんどは現地の方ですが、乗り捨てる際のマナーが悪い人が多く、通行人が歩く場所を塞がれて歩きづらいとの苦情が増え、無造作に置かれた自転車を管理するのための自治体の費用が増大しているというニュースを、8月14日、15日と地元のテレビニュースは伝えています。

続きは明日のブログで。

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次回のコラムは上海で歩行者が道路を渡る方法です。