- 2022.03.10
- 立地判断,
歩行者通行量の調べ方
デスク上・自宅で無料でできる商圏調査のツールを色々とご紹介しています。今回は、主に中心市街地の路面物件で、周辺を通過する歩行者数(歩行者通行量)を知りたい場合に役立つ内容です。全国の情報が一覧できるものはありませんが、各地商工会議所等の調査結果について、静岡市のものを例にご紹介しています。
デスク上・自宅で無料でできる商圏調査のツールを色々とご紹介しています。今回は、主に中心市街地の路面物件で、周辺を通過する歩行者数(歩行者通行量)を知りたい場合に役立つ内容です。全国の情報が一覧できるものはありませんが、各地商工会議所等の調査結果について、静岡市のものを例にご紹介しています。
かれこれ2年以上続いているコロナ禍で、人々の行動・移動パターンに変化が生じた結果、小売店舗の小商圏化、店舗の小型化という言葉をニュース等で見聞きすることが多くなりました。 既存店や […]
一富士二鷹三茄子と申しますが、”一富士二富士三に富士”と言いなおしたいくらいに、富士の絶景を満喫した正月でした。本年もよろしくお願いいたします。
先が分からない時こそ、消費の現場で起こっていることをよく観察・調査することと、知恵を絞って考えることが必要で、来年はそうした基本をしっかり行ってまいりたいと思います。本年もお世話になりました。皆様、良いお年をお迎えください。
店舗開発用語をわかりやすく、実務に即して解説する動画をYouTubeで配信開始しました。まず「商圏」「キャッチ率」「カニバリとは」を解説。理論武装にお役立てください。
YouTubeで“実践!現調シリーズ”を始めます。 弊社セミナー「店舗開発という仕事」では、物件を会社に起案するための物件調査や現地調査の方法を扱っています。しかしセミナーの場では […]
2017年4月開講の弊社セミナー「店舗開発という仕事」は、内容改訂、カリキュラム拡大、オンライン化などの変化を遂げつつ、未経験者からベテラン開発者まで400名を超える方にご受講いた […]
「店舗開発という仕事」セミナー基礎コースの復習+実践編(既存店・物件評価、売上予測、出店戦略)をセットにした新コースの第1回を、2020年2月20日に大阪で開催させていただきます。
「日本でチェーン化していない海外企業シリーズ」第一回はカナダのSmoke’s Poutinerie(スモークス プーティナリー)。創業者スモークさんの顔が目印で、関西で受けそうな気がします。“プーティン”という油で揚げたポテトにグレービーやチーズなどをかけたファーストフードでカナダ料理です。
思い出したのが狂牛病の影響で困った同社が掲示した“助けてください”というフレーズ。しかし今回の失敗は自業自得です。このままでは店を閉めることになる?もっともです。店が多すぎる地域があります。業態としての意義はあっても、なくて良いところにある店は閉めれば良いのです。
デカトロン (DECATHLON)が2019年3月に日本一号店を開業。世界55か国で1570店あるそうです。1号店はどこかというと、兵庫県西宮市・阪急西宮ガーデンズ本館3Fだそうです…。黒船にしては事前の知名度が高まっておらず、最初に来襲する港を見誤った感があります。
いきなり!ステーキの出店は地域的な偏りが極端だっただけでなく、その速度があまりにも急速であった点にも特徴があります。ペッパーフードサービス社の業態ペッパーランチも同じように急拡大したことがありました。
“市場規模に対して相応しい数の店舗数を出店する”という考え方はペッパーフードサービス社には皆無であったと言ってよいと思われます。首都圏の出店数には驚かされました。投資家の中に、これで赤字転落は許しがたいと思う方がいてもおかしくないように思います。
表は全都府県の人口比率と対応する「いきなり!ステーキ」の“あるべき店舗数“を示しています。これを参考にして「いきなり!ステーキ」が各都道府県に実際何店あるかをこちらでぜひ確認してみてください。驚きますよ!!
いきなりステーキのペッパーフードサービスが上場以来初の赤字転落。ペッパーランチと同じような失敗をしており、出店の観点から言えることを後の教訓のために書き残します。めったに起こらない自社競合が起こった理由は、市場規模と店舗数のバランスをよく考えずに出店していたためと考えられます。
新宿に世界旗艦店を出店したアンダーアーマー UNDER ARMOUR。新宿アルタ前の交差点脇で本来なら対面からの視認性は抜群なはずですが、入りにくい雰囲気が漂っている印象を受けました。複数の要因が考えられますが視認性を長時間にわたり意外なものが遮っていました。
観光客を呼び込み経済的にも恩恵を得るためには、言い換えれば“お金を落としてもらう”には、宿泊しても行きたいという理由を作る必要があるように思うのですが、その際に注目すべきものは、“地元の人も使い続けているもの”のように思います。
観光名所は充実しているものの、宿泊する動機がほとんどないという印象を持たれている街は、米沢、奈良に限らず多いように思われます。観光客を呼び込みお金を落としてもらうには、宿泊しても行きたいという切っ掛け、理由を作る必要があるように思います。
昨今地域おこし・街おこしのために全国的に様々な施策が行われています。新たな観光名所の新設や既存の観光名所の充実、ご当地キャラやアイテムの開発などを通じた観光客の誘致活動が各地で行われています。こうした動きは今に始まったことではないように思います。
情報をつなぎ合わせると神田一力堂は約1年で閉店を決断したようです。店舗数が一桁台の前半という少ない段階で、傷の浅いうちに撤退するのはとても勇気のいる決断です。周囲に当たり前のように店がある業態ほど、成り立たせるのは難しいものです。
売れる店舗も売れない店舗もあり、売れない場合“潔い閉店”も視野に入れる必要があります。売れない店舗の存在は従業員の士気を低下させるだけでなく成長機会をも奪います。成長の初期段階では傷の浅いうちにその出店を“無かったことにする”英断をし、教訓を次の店舗展開に活かすことを検討すべきです。
ココカラファインを除きWantsなどドラッグストアは営業していました。牛丼チェーンの主力3社は営業中でした。タリーズとスターバックスは閉店、マクドナルドとロッテリアは営業、ガストとしゃぶ葉も営業。かき小屋豊丸水産、一蘭、時計倉庫TOKIA、SUIT SELECT、巴里馬多山本店なども営業。
人口が激減したかつての50万人都市で、力は劣ったとはいえ集客力を維持するゾーンは?人口減少エリアの戦略を考える上で有意義なので店舗開発担当の方はぜひ呉の街を歩いてみてください。呉市はゆるキャラなどで観光客誘致に力を入れていますが、企業人向けツアーを誘致してみるのはどうでしょうか。
ロゴがカープと同じ赤のゴンチャは、広島ではそれだけで有利な気がします。地元の人にとって利便性の高い立地へ急がずに追加出店することにより、広島に定着することを期待したいと思います。紙屋町シャレオは永久に行列を作れる場所ではありません。
最寄り駅から徒歩数分で天守閣につける城があります。広島県内ですが、広島城ではありません。福山城は、西日本の外様大名が連携して幕府に反乱を起こすことを防ぐ目的で徳川幕府により建てられ、規模も大きい。城の領域だった場所に後から鉄道・駅が開設されたようです。駅出口を出て100mほどです。
尾道に着いて何も知らずに行って目に入る店は、駅を出て左手すぐの『味麺』です。駅を出て右手には『たに』という店があり、そこは昼前から行列していました。『味麺』に入りシンプルなラーメンをいただきましたが、十分堪能できました。
広島駅ビル内や市街地各所にたくさんのお好み焼店があります。広島の人はなぜそんなにお好み焼きを食べるのか?観光客に食べさせるのか?その答えは“おたふくソースの消費量を伸ばすため、としておきます。広島駅のエキナカにお好み焼をプロに教わって焼けるオコスタがあります。
広島の美味しいものといえば牡蠣が有名です。江戸時代に牡蠣は今の大阪にまでチェーン展開されていました。牡蠣の養殖が本格化し生産量が増えると牡蠣の商品化が進み、牡蠣船を仕立てて大坂へ運び販売するようになったそうです。広島市郷土資料館には大坂牡蠣船営業分布図が展示されています。
広島市中心部ではタリーズの市場プレゼンスが高くなりました。広島市中区だけでも7店舗あり、それに対してスターバックスは3店舗だけで10年以上前と変わっていない。こうした状況を踏まえたうえで観光地の厳島神社の参道に出店しているのを見ると、おめでたい会社だなあと思えてしまいます。
広島で自然と覚えてしまう地元企業の2つ目、フタバ図書。事業内容が多岐に渡ること、県内展開と全国展開の方法に違いがあること、広島駅前はエディオン蔦屋家電が目立っており、フタバ図書は古びた印象を受けること、などを考えると一抹の不安を感じさせられます。